カルシウムは、私たちの体に存在する無機質の中で最も多くの量を占める栄養素として、骨や歯の主材料として使われるだけでなく、筋肉の収縮、ホルモンの分泌、通常の細胞機能など、さまざまな役割をもっています。

私たちの体は、カルシウムが常に一定の濃度を維持できるように調整する機能を備えています。これを「カルシウムの恒常性」といいます。

血中カルシウムが十分であればCaSR(カルシウム感知受容体)が副甲状腺の信号を送信し、ホルモンの分泌を防ぎ、カルシウムの増加をブロックします。しかし、このCaSRの発現に関与する遺伝子に変異がある場合は、カルシウム恒常性に異常が起こることがあります。

遺伝的にカルシウムの恒常性を維持しやすい人でも、カルシウムを十分に摂取して体内に不足していないようにしないといけません。

骨に役立つ食べ物

牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品を一日に1回以上摂取してください。カルシウム含有量が高く、カルシウムの吸収を助ける乳糖も豊富で、骨の健康に良いです。

骨に良くない食べ物

塩辛い食べ物をたくさん食べると、カルシウムが尿中に排出されます。ナトリウムが多い加工食品や炭酸飲料は、カルシウムの排泄を促進するため、避けて下さい。

骨強化運動

軽いダンベル持ち上げやウェイトトレーニング機器を用いた筋力トレーニングは骨を刺激して骨密度を高めるのでおすすめです。

負担になる場合は、階段の上り下りだけでも十分に効果があります。

カルシウムは老若男女皆に必要な栄養素です。普段からカルシウムが豊富な食品を摂取し、運動を続けることで骨の健康を守ってください。


ジェノプランは「カルシウム(血中濃度)」の遺伝子分析結果を提供します。