金融界は、遺伝子検査サービスに関心を高めている。健康経営宣言を打ち出す銀行や信用金庫が増えるなか、行職員の健康診断やストレスチェックに加えて、未病・予防に役立てるなど、福利厚生の充実として位置づけるケースが出ている。あいおいニッセイ同和損害保険は、社員対象に実施した。

遺伝子検査サービスを提供するジェノプランジャパン(福岡市)の小島直樹代表取締役は、「金融業界は顧客の『健康』が、深く自社サービスに関わることから健康経営の意識が高い」としており、導入の問い合わせが増えているという。同社が提供する遺伝子検査サービスは、一生に1回の実施で、がんや一般疾病、体質など約500項目を解析。「自身のリスクポテンシャルに基づいた最適な予防・ケアとライフプランを構築することができる」(ジェノプランジャパン)として、さまざまなソリューションを提供している。

あいおいニッセイ同和損保では社員約120人に対して検査を実施。アンケートで「約6割が生活習慣の見直し」「約3割が保険に関心」などの意見が寄せられたという。